<事業概要>
日 程/7/24(火)・25(水)・26(木)・27(金)
8/2(木)・7(火)・18(土)・21(火)・22(水)・23(木)
申込人数/74名
参加決定数/66名
参加者数/57名
延べ参加人数/98名
協力企業/12社
参加料/500円(保険料含む)
チラシ配布先/水戸市内小学校36校
主 催/水戸商工会議所 水戸を担う次世代育成委員会
後 援/水戸市教育委員会
日 程/7/24(火)・25(水)・26(木)・27(金)・ 8/2(木)・7(火)・18(土)・21(火)・22(水)・23(木)
申込人数/74名
参加決定数/66名
参加者数/57名
延べ参加人数/98名
協力企業/12社
参加料/500円(保険料含む)
チラシ配布先/水戸市内小学校36校
主 催/水戸商工会議所 水戸を担う次世代育成委員会
後 援/水戸市教育委員会
2018協力企業一覧(12社・順不同)
株式会社茨城放送
NHK水戸放送局
株式会社水戸京成百貨店
株式会社ブックエース 茨大前店
水戸ヤクルト販売株式会社
亀印製菓株式会社
東京海上日動火災保険株式会社
株式会社常陽銀行
株式会社文化メディアワークス
株式会社関川畳商店
環境ウィザード株式会社
株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック
「メディア探検隊」コース
みとっ子お仕事探検隊2018
「メディア探検隊」コース
みとっ子お仕事探検隊2018
茨城放送
〈日 時〉8月7日(火)9:00~12:00
〈場 所〉水戸市千波町2084-2
〈内 容〉ラジオスタジオ見学、防災放送体験、放送出演体験
〈参加者〉8名(随行3名)
〈企業担当者〉3名
●事業報告
・はじめに茨城放送の会議室で会社説明が行われた。
・生放送のスタジオ見学では、生放送に係る人達(パーソナリティ、アナウンサー、技術スタッフ)の仕事や役割について説明があった。
・ラジオ生放送出演の際には、緊張した面持ちであったが、スタジオの中のパーソナリティからの質問に一生懸命に答えていた。
・会議室に戻ってからは、防災についての話があった。災害時のラジオ局の仕事について、東日本大震災や関東・東北豪雨の実際の音源や映像を見ながら学習した。
・東日本大震災発生時の女性アナウンサーのラジオ放送を聞き、当時の緊迫した状況を感じることが出来た。
・2人1組になって、事前に書いてきた「私の防災対策」の原稿をもとに「地域のぼーさいさん!」の収録を行った。「私の防災対策」とは、事前に実施案内で参加者へ課題を課していたもの。
・収録はマイクを向けられ、少々緊張している様子も見られたが、概ね落ち着いた様子でハキハキ上手に話せていた。
・最後にメディアは非日常ではなく、「話す」「聞く」といった日常的なことであるという担当者の方からの話を興味深そうに聞いていた。
●アンケート所見
・チラシを見て自ら応募した子が多く、また参加する場合どんなお仕事を体験したいかという問いには、様々な業種を挙げていたことから、将来の職業選択についての関心の高さが感じられた。
・防災放送体験、放送出演体験など、普段出来ないことが体験出来たという意見が多く見られた。
NHK水戸放送局
〈日 時〉8月23日(木)10:30~12:00
〈場 所〉水戸市大町3-4-4
〈内 容〉スタジオ見学、放送出演体験
〈参加者〉10名(随行3名)
〈企業担当者〉3名
●事業報告
・集合場所(放送局入口)から中のスタジオへ移動して当日の内容等説明が担当者からあった。
・説明は水戸の放送番組(いばっちゃお、いば6、おはよう日 本)、スタジオの種類といった内容。
・説明場所(中のスタジオ)では、「おはよう日本」のDVDでニュース番組の制作についての映像を流したあと、質問を受け付けていたが、質問なし。内容についてわかりやすく作られていると思えたが、おとなしい子ども達と開始直後だったことも影響された模様。
・場所を移動車のあるNHKの外側へ移動。移動車(TV中継をつなぐ中継車)の説明があった。
・玄関付近にあるキャスター体験スタジオでは、希望者1名がアナウンス、3名がその補助体験を行った。
・わくわくスタジオ(玄関左)では、いばっちゃおのリハーサル風景などを見学し、生放送の冒頭に出演(椅子にすわって手を振るだけ)。
・今回の参加者は、元々テレビ関係の仕事に興味がある人が 多かった印象。ただし、遠慮しているのか質問等はなし。
・参加者のうち1名は、自宅が近かったこともあり、保護者なしで来場した(事前問い合わせあり)。この参加者はアナウンサー志望であったことがアンケートよりわかった。
●アンケート所見
・親からの勧めよりチラシを見て参加した子が多かったことからメディア関係への興味の高さがうかがえる。
・将来水戸で仕事をしたいかの問いにはわからないとの回答が多く、メディアの仕事には興味があるが、将来の選択肢の一つとして考えている模様。
・テレビには華やかな印象をもっているようで、裏側の仕事を体験したことについての感想が多かった。
・次の仕事にはさまざまな業種が記載されていた。このことからいろんなことに興味がある子どもたちが参加していた。
「販売探検隊」コース
みとっ子お仕事探検隊2018
「販売探検隊」コース
みとっ子お仕事探検隊2018
京成百貨店
〈日 時〉7月27日(金)9:30~11:00
〈場 所〉水戸市泉町1-6-1
〈内 容〉挨拶体験、店内放送体験、商品整理体験、梱包体験
〈参加者〉13名(随行4名)
〈企業担当者〉1名
●事業報告
・集合後、担当者から1日の流れを説明。説明のあとは、開店前にあいさつを練習し、実際にお客様を迎える実践をした。
・練習後には4チームに分かれて売り場へ移動。移動後接客、商品整理、店内放送を体験。店内放送2名体験。インフォメーション、ハンカチレジ、ラルフローレン、タオルレジの4か所。
・インフォメーションは客が来なかったため参加者が退屈、時間を持て余す結果となった。
・売り場体験終了後、会議室へ移動してラッピング体験を行った。
・全体験終了後、希望者は京成百貨店社員食堂で、昼食をとった。参加者の中には家族で食事した方もいた。
・子ども達はおとなしい印象。
・水戸京成百貨店店内には至る所に「みとっ子お仕事探検隊実施中」と案内されていた。来店者へ本事業がPRされた。
●アンケート所見
・チラシを見て自主的に参加を決めた子と親からのすすめや友人からの誘いで参加した子は半々の割合だった。
・早く仕事をしてみたい理由としては、楽しいや面白いといったポジティブな印象が多い。
・水戸で仕事をしてみたいという参加者が多かったが、「水戸には仕事がたくさん」、「楽しい仕事いっぱいあるから」といった意見から、子ども達には県外や市外についての情報をあまり知らないようである。
・振り返りで他チームの仕事も体験したかったという参加者がおり、公平な仕事内容にすることも必要。
・冒頭あいさつについて行ったのが水戸京成百貨店様のみだったので、あいさつは次年度以降の検討項目。
・接客が楽しかったのか、次回も接客を希望する子が多かった。
ブックエース茨大前店
〈日 時〉8月22日(水)9:00~11:30
〈場 所〉水戸市堀町1094-7
〈内 容〉販売体験、本棚整理、コミックビニール掛け、レンタル商品処理のお手伝い
〈参加者〉13名(随行4名)
〈企業担当者〉3名
●事業報告
・1日の流れ、ブックエースの仕事や茨大前店の歴史などについて担当の方より説明があった。
・1階の書籍コーナー、2階のレンタルコーナーなど、店内を全員で見学した。
・2つのグループに分かれ、DVDレンタル業務と本売り場の仕事を交代で体験した。
・レンタル業務では、ひとりずつ返却DVDの管理・整理を実際に体験した。また、レジに立ち、購入から商品お渡しまでの一連の流れを教わるとともに、おつりの丁寧な渡し方やお客様への対応、言葉遣いなどを学んだ。
・レジ体験では、実際のお客様を前に金銭の預かりと商品引渡しも体験したが、どの子もスムーズにこなしていた。
・本売り場では、雑誌の付録詰めから配置、マンガのフィルム包装などを体験した。
・女の子1名が終了10分前くらいに気分が悪くなってしまい途中退席。店内に母親がいたため、すぐに伝えることが出来た。
・最後に店舗入り口前で集合写真撮影を行った。
●アンケート所見
・仕事を「楽しい」と感じている子が多く、今回体験した内容に関しても楽しかったとの感想が多く目立った。
・ブックエースでは、実際の(社員の方と同じ)業務を体験させていただいたので、「仕事は思っていたより大変だったが、お客様に喜んでもらえて嬉しかった」と仕事の充実感を得られた様子だった。
・水戸で仕事をしてみたいと考える子が半数以上いた。
「食品販売探検隊」コース
みとっ子お仕事探検隊2018
「食品販売探検隊」コース
みとっ子お仕事探検隊2018
水戸ヤクルト販売
〈日 時〉7月226日(木)10:00~12:30
〈場 所〉水戸市谷津町1-35 水戸流通団地内
〈内 容〉水戸ヤクルト販売社内見学、おなか元気教室、コミュニケーションゲーム
〈参加者〉12名(随行4名)
〈企業担当者〉3名
●事業報告
・ヤクルトの誕生や生みの親について、ヤクルトが全世界に広まるまでの経緯や歴史、水戸ヤクルト販売の会社説明などを行 った。
・ヤクルトの飲み物も配布され、全員おいしそうに飲んでいた。
・説明後は社長室やオフィスを見学し、実際のヤクルトレディが働いている姿を見ることが出来た。
・倉庫の見学では、高く積まれた大量の商品や運送トラックの積込み作業を見ることが出来た。また、大型冷蔵庫の中に入って寒さを体感する貴重な体験も出来た。
・おなか元気教室では、乳酸菌の働きや早寝早起きの大切さ、小腸と大腸の仕組みと排便について、模型やイラストなどを使った説明で分かり易く楽しい学習が出来た。
・所々で子ども達から質問があり、その場で詳しく説明して下さっていた。
・コミュニケーションゲームでは2グループに分かれ、完成形を知っているリーダーがメンバーに口頭でヒントを与え、指定された形を完成させるパズルゲームを行った。
・グループで作戦会議の時間があったため、学校が違っても話しやすい環境となった模様。
●アンケート所見
・参加者のほとんどが「チラシを見て」の参加に至っている。
・仕事は、「自分のため」と考える子が多く、将来についてはまだやりたいことが決まっていないという子が過半数を占めた。
・体の模型や乳酸菌の映像などを見ながら、カラダや健康について楽しく学べた様子。
・ゲームを通じて、コミュニケーションやチームワークが仕事に必要であることが分かったという声もあった。
亀印製菓
〈日 時〉8月2日(木)9:30~12:00
〈場 所〉水戸市見川町2139-5
〈内 容〉販売体験、お菓子作り(吉原殿中)体験、博物館見学、梱包体験
〈参加者〉14名(随行4名)
〈企業担当者〉3名
●事業報告
・当日の打ち合わせ等、事務局と連絡をとっていた担当者が、当日都合が悪くなったため、急遽別の2名へ引継がれ、開始前バタついた。
・まず、亀印製菓の橋本店長さんから本日の挨拶や説明をしてもらった後、内藤副会頭に挨拶をいただいた。
・実際にはじまると、最初に店内見学を行った。店内ではどういった商品があるか見学。見学後、予定になかった博物館を見学した。博物館見学は通常有料。子ども達だけでなく、残っていた保護者も参加し、好評を得る結果となった。
・店内に戻った後は梱包の作業を行った。実際にお菓子を詰める箱や用紙を使って商品を並べる箱を作成した。梱包作業の後は休憩をし、再度店内を見ていたり、参加者同士の会話を楽しんでいたり、様々な休憩方法を子どもたちは取っていた。
・梱包は得意不得意の差が出ていたように感じた。ただ、印象としては楽しそうに作業を行っていた。
・最後には吉原殿中作り体験を行った。担当から吉原殿中の歴史等について説明があり、その後実際に体験した。長さは50センチ程度だが、初めてのためうまく丸めることが出来ていなかった子どももいた。なお、作った吉原殿中はお土産として持ち帰ってもらった。
・今回体験が多かったこと、水戸ヤクルト販売様のあとの2回目ということもあり、仲良くなった子たちもいた。また、元気な印象の子もいた。
・14名参加と出席率が高いことはよかったが、人数は若干多い印象。担当者が対応に苦労をしていた。
●アンケート所見
・チラシを見て参加した子ども14名中10名と飲食の製造に興味がある結果。
・早く仕事をしてみたいの項目で、「自分のため」が10名記入、自分がやりたいことを選択した職業。
・自分がやりたいことを選択した子が多い反面、水戸で仕事をしたいかどうかはわからないが9名。将来のために参加したことがうかがえる。
・お菓子作りをやりたかったのか、振り返りや感想では吉原殿中作りについての記載が多かった。また、博物館での見学が水戸の歴史のひとつを垣間見えることができ、良い経験となっていた。
「お金・財産探検隊」コース
みとっ子お仕事探検隊2018
「お金・財産探検隊」コース
みとっ子お仕事探検隊2018
東京海上日動火災保険
〈日 時〉7月25日(水)10:00~12:00
〈場 所〉水戸市宮町1-3-41 水戸ノースフロント9階
〈内 容〉ぼうさい授業、職場見学体験
〈参加者〉5名(随行3名)
〈企業担当者〉5名
●事業報告
・開始時間まで、社員の方が子どもたちに話しかけ緊張感を解いていた。
・最初には担当者5名からあいさつと自己紹介があり、その後、損害保険や会社についての説明を行った。
・参加者には時折、指名して質問に答えてもらったり、質問を募ったりしていた。
・東京海上監修の保険についての学習マンガが1人1冊配布され、その中から地震保険をピックアップして保険の勉強をした。
・参加者の中には、保険の仕組みについて既に理解している子も見られた。
・説明後には、3フロア(営業部・損害部門・代理店)の職場見学を行った。
・営業部の方から参加者全員に名刺をいただき、取り扱っている保険の種類やイメージキャラクターなどについてお話をしていただいた。
・損害部門では、マイクセットをつけ、お客さまからの電話に対応 している社員の方の仕事風景を見学した。また、自動車事故について、どんな事故があるか説明していただいた。
・同ビル内にある代理店の見学では、担当者の方から代理店の役割について説明いただき、今日1日の振り返りを行った。
・ぼうさい授業では、災害に備えて自分の身を守るすべを学習。
・災害時用のリュックの中にどんなものが入っているか、非常持出品について詳しく学習した。
・子どもたちの印象は、真剣に集中して話を聞いている様子であった。
●アンケート所見
・少人数ということもあり、傾向が分かりにくい結果となった。
・早く仕事をしてみたい人の理由で、他の探検隊ではあまり選ばれていなかった「お金のため」を選んだ子が過半数を超えた。
・水戸で働いてみたいかの質問には全員がわからないと回答。
・感想では「やっていることがすごいと思った」や「分からなかったことが知れて勉強になった」等があった。
常陽銀行
〈日 時〉8月22日(木)13:00~16:00
※当初予定の8月9日(木)は悪天候により延期
〈場 所〉常陽史料館:水戸市備前町6-71、常陽銀行本店:水戸市南町2-5-5
〈内 容〉常陽史料館見学、地下金庫探検、お札の数え方体験
〈参加者〉2名(随行1名)
〈企業担当者〉史料館3名、本店3名
●事業報告
・人数が少なかったこともあり自己紹介から始まった。その後、簡単に一日の流れについて説明。今回常陽銀行様は、新入社員2名がお手伝いとして参加した。
・集合場所は、常陽史料館。まずは、興味の出やすいように設定されていたと考えられる。
・説明の後は、お金の歴史などの内容のビデオをみた。内容は問題形式での映像だった。(題名はお金のはなし)
・ビデオを見たあとは、史料館を見学。貨幣の歴史、貨幣の現品(レプリカ?)など博物館のような館内を見学。史料館には史料ライブラリーという図書館もあり、本店への移動前に休憩も含めて、少しの間本を読んでもらった。
・史料館から本店へ車で移動し、1階窓口で新入社員に出迎えていただき、銀行窓口について説明を聞きながら少し見学。1階貸金庫では中に入らず、外から説明してもらっていた。窓口をあとにし、地下金庫へ移動。地下金庫に入らせていただき、子どもにとって貴重な体験となった。地下金庫横の事務所では、小銭の袋(10万相当の500円玉)などの重さ体験した他、お札の数え方についてレクチャーを受けていた。お札は本物ではなく、同じ大きさの用紙を使用。
・その後は閉店後の銀行の窓口店内で、銀行の仕事などについての再度ビデオを見て、1階応接間にてアンケートを記入。その際には新入社員が同席して参加者と対話していた。お土産もいただいた。
・少人数ということもあり、丁寧な説明で、小学生の理解度に合わせた進行だった印象。また、新入社員がいたことで、社員教育の一環にもなったものと考えられる。
●アンケート所見
・少人数ということもあり、傾向が分からない結果となった。
・銀行の仕事について、知らないことが多かった模様で、興味をもってもらえていた印象を受けた。
・1名は自分で行きたいと思って、常陽銀行を選択していた。
・知らない世界なので、特に地下金庫にはびっくりしていた様子がうかがえる。
「ものづくり探検隊」コース
みとっ子お仕事探検隊2018
「ものづくり探検隊」コース
みとっ子お仕事探検隊2018
文化メディアワークス
〈日 時〉7月24日(火)10:00~12:00
〈場 所〉水戸市泉町1-3-22 リリースクエア4階
〈内 容〉デザイン作成体験、作ったデザインの修正体験、3D映像体験
〈参加者〉8人(随行4名)
〈企業担当者〉2名
●事業報告
・担当者から一日の流れについて説明。流れ以外には、デザインとはどういったものかを子どもにわかりやすいよう商品パッケージを使って説明いただいた。
・説明後、何種類か用意してもらった色抜きの絵に、各自色鉛筆で自由に色を塗ってもらった。担当者から「人に見てもらう」ことを意識してもらうよう具体的な指示がでていた。絵に色を塗っている最中には担当者が、子どもたちに近づいて話をしていた。担当者からいろいろ話しかけてもらったが反応は薄かった印象。体験時間は30分程度の時間をとっていた。
・開始から1時間程度経過後に休憩を5分程度設けたが、色塗り終わってないため、参加者は休まずに色塗りを行っていた。好きなことをしている印象で、没頭しているようだった。
・色塗り作業後は、会社の仕事風景を見学、デザインや動画などについてそれぞれの持ち場の担当者から説明していただいた。
・見学後は、自分の色塗りした絵をもって、参加者全員が自己紹介を行った。自己紹介のときには色塗りのイメージも簡単に説明してもらった。
・最後にiPadでアプリを使って、実際に作った塗り絵をプロジェクターへ映し出した。絵は動く3D映像となった。
・参加者の印象はおとなしく、友達もいないせいか質問も1人を除いてなかった。質問していた子どもは、デザイナー志望。
●アンケート所見
・チラシを見ての参加や、親からのすすめでの参加者がほとんどで、デザイナー志望の子もいた。職場体験では珍しいデザイン体験に興味を持つ子どもが他にも多くいるのではないかと推測できる。
・水戸の印象に自然が多いという子どもがいた。保守的な意見から水戸での仕事を希望している可能性がある。
・デザインと芸術の違いについての説明があったため(塗り絵で具体的に担当者から「人に見てもらうことを意識して」といった指示があった)、自分が楽しむではなく、デザイナーとして人のために作成するということを意識出来たのではないかと思われる。
・デザインといった体験は学校ではできないことの模様。大変さと楽しさを感じてくれていた。
・また参加したい仕事にデザインについての記載が多かった。今回の体験の満足度が高かったことが推測される。
関川畳商店
〈日 時〉8月21日(火)9:00~11:45
〈場 所〉水戸市見和2-232-53
〈内 容〉職場体験(畳の手縫い等)、もの作り体験(ミニ畳作成)、畳やい草についての座学
〈参加者〉8名(随行4名)
〈企業担当者〉3名
●事業報告
・店頭にて担当者より一日の流れについて説明。
・座学では、同じく店頭で画像(パワーポイント)を利用して、畳や会社について説明していただいた。説明時には、店頭にある商品やい草など現物のほか、パンフレット、配布資料等を使用しながら行っていた。
・説明後は、実際に店頭の後ろ側にある工場で実際に畳づくり(張替)を見学。それぞれの工程で説明を受けながら順を追って見学していた。最後には機械ではなく、手縫い作業を体験(1回針を刺すだけはあったが、大変な作業であることを体験してもらった)。興味があったか、興味がでてきた模様で、真剣に見学していた。初めて経験することに対して小学生は好奇心から真剣になってくれたものと考える。
・見学後には、店頭へ戻って、ミニ畳づくり体験を行った。畳やへりの色や柄を自分で選んで長方形と正方形の2種類ミニ畳づくりを行った。
・それぞれの体験時に質問がほとんどなかった。理由のひとつとしては、畳について説明されていたが、短時間ではわからないことが多かったことが考えられる。
・実際に体験や作業を行うと子ども達はすぐに没頭していた。最後には実際に作ったミニ畳をお土産として持ち帰った。
・予定時間より早く終了したため、事務局から保護者へ終了時刻変更の連絡を行い、子ども達の迎えを依頼した。
●アンケート所見
・チラシをみての参加者が6名おり、自発的に選択した職場体験先だったことがうかがえた。
・今回の参加者は、地元での就職希望が多い。地元のものづくり会社なので、地元の産業について興味のある子どもが集まった傾向といえるのではないか。
・現在の住宅に畳のない家が増えていることもあり、日本文化の畳についてわかったといった回答が多い。畳に触れあうことの少ない世代ということがうかがえる。今回の体験で子ども達に畳への興味を持ってもらえた印象。
・ミニ畳づくりについての感想が多く、新鮮な気持ちでものづくり体験をしてもらえた模様。
「地域貢献探検隊」コース
みとっ子お仕事探検隊2018
「地域貢献探検隊」コース
みとっ子お仕事探検隊2018
環境ウィザード
〈日 時〉7月28日(土)10:00~11:30
〈場 所〉千波湖好文カフェ前浸水デッキ
〈内 容〉千波湖をきれいにするお仕事体験、水をきれいにするお仕事体験
〈参加者〉 ―
●事業報告
悪天候により中止。参加申込者には、当日配布する予定で用意した冊子を送付した。
水戸ホーリーホック
〈日 時〉8月18日(土)15:40~17:30
〈場 所〉水戸市小吹町2058-1
〈内 容〉選手へのインタビュー体験、スタジアム探検
〈参加者〉5人(随行4名)
〈企業担当者〉2名
●事業報告
・集合場所について詳細が案内していなかったため、事務局から保護者へ当日連絡して、正面入口前に集合してもらった。今回、水戸ホーリーホック様のご厚意により保護者も同伴して参加出来ることになった。
・入口から少し入った場所で、一日の流れを簡単に説明し、注意事項についても担当者から説明があった。
・最初は、試合前のロッカールームを見学した。ロッカールームに置いてあった備品や、ユニフォーム等について説明。
・次に室内練習場へ移動し、Jリーグの試合を行うには室内練習場を設置しないといけないことや、ボールの歴史について説明。その後フィールドに出て、芝生やラインについて説明もらったあと、選手がバスで到着し、ハイタッチをするなどして迎えた。そのときピッチでは女子サッカーの試合(常磐大学サンクスマッチのため)が前座として行われていた。
・その後、VIP席のある階に案内され、VIP席と放送室を見学した。
・続いて、記者ルームに移動して資料を配布。その資料にあるホーリーホックのことについての問題に子ども達が答えた。また、記者ルームに監督席があり、その席に座る体験をしてもらった。ただ、緊張からかあまり参加者は座りたがらなく、特に女の子は座ろうとしなかったため、担当者からお願いして座ってもらった。
・最後には、選手2名に参加してもらい、記者インタビュー体験をしてもらった。参加者は1人1問インタビューをした。なお、選手は当日のベンチ入りメンバー以外の選手だった。
・参加者はサッカー経験者が多いかと思ったが、男の子2人だけで女の子3名は未経験だった。参加者1名(女の子)の保護者から楽しかったという子どもの感想と、下の子にも参加させたい旨の連絡をもらった。
・今回の見学場所は、ブロック事業等で行ったスタジアムツアーとほとんどが同じ内容。
●アンケート所見
・早く仕事をしてみたいを選択した理由として、「成長をするため」との回答が多く、自身の成長のために参加した様子がうかがえる。
・水戸で仕事をしてみたいかの問いに対して、ほとんどが地元での仕事を考えている。そのため地域資源のひとつでもあるホーリーホックの仕事を体験したいと考えていた子どもがいたことが推測される。
・今回は施設の見学がメインであったため、スポーツ観戦の場所としてではなく、違う一面を見ることが出来たことに対しての回答が多かった。
・唯一の体験であったインタビュー体験についての回答が少なかった。インタビュー体験は小学生には難しかった模様。ただし、情報が少ない中での体験は貴重であったのでないかと思う。